SKIP


うーむ
最近は情報バレとかあるので
なんというか
随分と長い間
ありのままの空を載せられてない気がする。

なるべく情報を排除していく
という作業が
とてつもなく虚しくて窮屈に感じるなぁ。

きみのことなんて興味ないよ
と言われたらそれまでですが。
まぁ、こちら側の気持ちの問題だしな。


ビルの向こうに消えていくオレンジは
夜が明ければ
何事もなかったみたいに
夜をスキップしてきました、みたいな顔をして現れる。

それくらいの図々しさがあれば
僕の歩く道もまた違った物になっていたんだろう。

とはいっても、
道中、良かったことは沢山あるし
それなりに生み出したものもあるしな。

もう人生も中盤。
これから先
僕が何かを生み出し、誰かに与える
ということはあるのだろうか。

世界が浪費され
サイクルされていくものならば
今回の世界のイベントはすべてスキップでいいような、
そんな気さえしてくるのです。


あぁ、また時が進んでいくな。